この会社では、実際に働くことで企業としての魅力を知りアルバイトからそのまま社員になるケースが非常に多いのですが、実は私もその一人。大学卒業まで丸6年間、楽しくアルバイトをしていました。社員の方々の生き生き働く姿と、「みんなで創っていく」という一体感が大好きで、アルバイトながら新人教育も任されるなど大きなやりがいを感じていました。「このままここで働きたい」と思い、他の企業の選考を受けることもなく入社しました。
朝の清掃から仕込み、調理と接客、午後の仕込みと翌日用の食材発注、後片付けと売上管理、さらにはアルバイト・パートの採用面接やシフト管理など…店長の仕事そのものは、実は一般社員と大差ありません。大きく違うのは「責任」です。たとえば、食材の発注や管理。店長代理時代は何の気なしにやっていましたが、店長になると「食材が残れば原価アップ、足りなければ売上機会の損失につながる」とシビアに考えるようになりました。また、何気なく発した一言も、スタッフにとっては「店長がそう言ったから」という命令になってしまう可能性もあります。常に一挙手一投足に気を配っています。スタッフへの細やかな配慮を認めて頂けたのか、今年は新人教育を行う「新入社員教育委員会」プロジェクトの代表にも指名されました。責任の重さを実感しながら、全力で頑張っています!
当社では、毎年若手社員から選抜されたメンバーが「新入社員教育委員会」として新人教育を行います。代表を任されたのには驚きましたが、自らも成長できる貴重な機会だと思い全力で取り組んでいます。1月から研修内容を練り始め、4月に1週間、その後は9月まで毎月1回の集合研修を行います。今年は「思いやりを持った社員を育てる」をコンセプトに掲げ、6月には当社の経営する農場でキャベツの収穫を体験。それを社内のキッチンで全員が調理することで食材の大切さや農家の方々との繋がりを身を持って経験する、という新しい取り組みを行いました。入社するまで料理の経験がない方もおり、入社時に授与されるピカピカの“マイ包丁”を恐る恐る握っているのを見て、入社当時の自分を思い出し、初心に戻ることができました。新入社員の成長は自分のことのように嬉しく、気付かされることも非常に多いので、自分自身も大きく成長していると実感しています。
当社の何よりの魅力は、お客様との距離が近いことだと思います。当社では、麺フェアや丼フェアで出すオリジナル料理を、毎年社員から公募します。昨年、私が考えた「うまたま丼」が採用されました。フェア用のメニューには「○○店の三角店長が考案した料理」と書かれていました。それを他店で見たお客様が、なんとわざわざ電車で私の店まで足を運び、「君が考えたんだね。おいしかったよ」と声をかけてくださったのです。涙が出るほどうれしかったです。
3歳になる娘がいるので、休みの日にはずっと一緒に遊んでいます。近所の公園に行ったり、ショッピングモールの子供向けスペースへ行ったり。大切な、かけがえのない時間ですね。それから、昔から体を動かすことが好きだったので最近会社の野球部に入りました。月1度の開催ですが、毎回2チームできるくらいの人数が集まるので、時には応援役として妻も呼び、仲間たちと草野球を楽しんでいます!